マテラスカイとディアドラ無念の頭差2着

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 サウジカップのアンダーカードとして組まれたレースでも日本勢は好結果を残した。サウジダービーを武豊騎手のフルフラットが優勝。サウジアスプリント(ダート1200m)ではマテラスカイ(牡6、栗東・森秀行厩舎)、モハメドユスフナギモーターズC(芝2100m)ではディアドラ(牝6、栗東・橋田満厩舎)が、ともに頭差の2着に入った。

■マテラスカイ武豊騎手「もう少し内の枠なら…」

武豊マテラスカイ無念の2着(左、サウジカップ公式HPから)

 マテラスカイは13頭立ての12番枠から好ダッシュを決め、徐々に内に切れ込んで集団を先導。直線で後続を5馬身以上突き放して勝ったと思われたが、猛然と追い込んできたニューヨークセントラルにゴール前で交わされ頭差の2着に終わった。

 武豊騎手は「マテラスカイは本当にいい状態のように感じた。外枠を引いたのが多少なりとも影響したように思う。もう少し内を引いていれば勝てただろう。もう少しで勝てたと思うし、そう考えると2着と良く走ってはいるが、少し残念でもある」と語ったと、サウジカップのホームページが伝えている。

 勝ったニューヨークセントラルに騎乗していたのは、昨年の米国リーディングのI・オルティスJr.騎手。北米ナンバー1ジョッキーを相手に、不利な外枠から出て頭差の勝負を演じたのだから、その点でも立派と言える内容であった。

■勝てなかった以外、うまく行った

 モハメドユスフナギモーターズCのディアドラはO・マーフィー騎手が騎乗。馬群の中に入り4、5番手を進んだ。直線で前が開き末脚を伸ばしたが、さらに外から来たポートライオンズに交わされる。ゴール前で逃げるフォーザトップは交わし2着となった。

 マーフィー騎手は「言い訳はできない。勝てなかった以外は全てうまく行った」と、サウジカップの公式サイトは伝えている。

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