増税に振り回される居酒屋の苦悩 税理士ドットコム2019年11月23日公開

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松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

松田 隆🇯🇵 @東京 Tokyo🇯🇵

青山学院大学大学院法務研究科卒業。1985年から2014年まで日刊スポーツ新聞社に勤務。退職後にフリーランスのジャーナリストとして活動を開始。

 10月1日に消費税が10%にアップされた。一般の消費者には「ああ、上がったな」という程度の認識があるかもしれないが、一般の事業者にとっては大きな変化である。特に中小の事業者については事業の将来を左右するぐらいの影響がある。増税から1か月を経過した段階での中小の事業者の声を聞いて記事にまとめた。

■税理士ドットコムでの初めての記事

税理士ドットコムの記事から

 税理士ドットコムさんでは初めて書かせていただいた記事のタイトルは「増税に振り回される居酒屋、『キャッシュレスはやりたくない』と語る理由」。弁護士ドットコムさんで使ってもらっていた経緯があり、その流れの中での仕事である。とにかく現場の声をということで、Foodist Mediaで取材させていただいた「素揚げや」の宮崎明代表にお話を伺うことにした。

 これまで宮崎代表には2度ほどお話を伺う機会があったが、お話が論理的で、営業に関してもかなり先を見通している印象があった。また、曲がった事は大嫌いという感じの人柄で、(この記事は宮崎さんに話を聞かないと!)というのがあり、真っ先に声をかけさせていただいた。

■増税だけではない ポイント還元にインボイス制度

 詳細は本文をご覧になっていただきたいが、自営業は大変だなというのが正直な感想。消費税増税だけでなく、ポイント還元やインボイス制度など、経営環境を大きく変える状況が次から次へと押し寄せてくるから、それに適切に対応しなければならない。目先の利益にとらわれていたら、どこかでしわ寄せがくる。

 宮崎代表のお話を伺っていると、そうした点を強く感じさせられた。

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