東京新聞の望月衣塑子記者が1月22日の菅義偉官房長官の定例の記者会見で「私だけ指されない」と食ってかかる一幕があった。彼女は権力と戦う記者と言われているようであるが、本当に戦っているなら相手に食い下がってでも、してほしい質問を挙げてみた。例えば朝鮮総連に「拉致問題に関与しましたか?」。

■必ず官房長官に質問できる権利があると思っているのか

望月衣塑子氏のツイッター画像から

 望月記者はこの日の会見で、質問に入る前に「昨日からずっと手を挙げているのですが、ずっと指されないんですが」「しかも必ず私が最後でございます」などと不満を述べた。他社の記者もいる中、自らは「必ず官房長官に質問できる権利」を有していると考える根拠は不明である。

 その上で聞いたのが桜を見る会の公文書管理に関して「責任を痛感するなら、自身の処分を合わせた対応が必要なのでは?」という、彼女がよくやる、自分の主張を質問の形で聞くという空疎なものであった。

■戦う記者望月衣塑子よ、次の質問をしてこい

 こうすることで、彼女は権力と戦っていると悦に入っているのかもしれないが、相手は望月記者に不当な弾圧を仕掛けてくるようなことはしない。巨大ではあるが、決して手出しをしない相手に安全な場所から石を投げ、「自分は戦っている!」と胸を張っている子供じみた行為である。

 もし、望月記者が本当に権力と戦っているというのであれば、次のような相手に次のような質問をしてきてほしいし、戦う記者を自認するのであれば、できるはずである。

★朝鮮総連に質問:日本人拉致に組織として協力、関与しましたか。また、協力、関与した構成員はいましたか。

★日本共産党に質問:志位和夫委員長が20年にわたり委員長職にあることは、党内民主主義に反しませんか。

★東京地裁刑事第14部及び弘中惇一郎弁護士に質問:カルロス・ゴーン被告が海外に逃亡したことについて責任を痛感するなら、自身の処分を合わせた対応が必要ではないでしょうか。

★宮内庁に質問:眞子様のご結婚が進まないのはなぜですか。

★東京新聞社長に質問:1月14日付け夕刊1面記事で、ヘンリー王子とメーガン妃の写真として1面トップに彼らのろう人形の写真を掲載した責任を痛感するなら、自身の処分を合わせた対応が必要ではないでしょうか。

 また、彼女はジャーナリストの伊藤詩織さんと懇意にしているそうであるから聞いてほしい。仲がいい相手だから、追及しないということはあってはならない。

★ジャーナリスト伊藤詩織氏に質問:ホテルに泊まった時に膝を脱臼したと言ったのに、ホテルを出る時の映像で平然と歩いているのはなぜですか。

 戦う新聞記者というのであれば、様々なリスクを負ってでも聞いてこい!

■石平太郎氏「吐き気を催すほどの自惚れだ!」

 以前にも紹介したが、評論家の石平太郎氏によるツイートが正鵠を射るものであったので、もう一度示しておく。

 「それでも私は権力と戦う」という東京新聞望月記者の台詞を鼻で笑った。私は今まで、本物の独裁政権と戦った勇士を数多く見たが、彼女のやっていることは、何のリスクもない民主主義国家で意地悪質問で政府の記者会見を妨害するだけだ。そんなのを「権力と戦う」とは、吐き気を催すほどの自惚れだ!