10月6日に行われた第98回凱旋門賞(パリロンシャン、芝2400m)はフランス調教馬のヴァルトガイストが優勝、3連覇を狙ったエネイブルは2着に終わった。3着が仏ダービー馬ソットサス。日本関連は武豊騎手ソフトライトが6着で最先着。キセキが7着、ブラストワンピースが11着、フィエールマンは最下位の12着だった。

■3連覇目前のエネイブル 外から強襲受け2着

優勝したヴァルトガイストとブドー騎手(グリーンチャンネル画面から)

 ラビット不在のレースは、ガイヤースが逃げてマジカルとフィエールマンが追走。4番手にエネイブルがつけ、その後ろにソットサスとブラストワンピース、ソットサスの直後にヴァルトガイスト、ジャパン、ソフトライトという並びとなった。

 フォルスストレートに入るとフィエールマンが早々と脱落。直線ではマジカルが先頭に立つが、残り300m付近でエネイブルがマジカルを交わし先頭に。ソットサスとジャパンに2馬身ほど差をつけ3連覇は目前かと思われたが、外からヴァルトガイストが猛追する。残り50mでエネイブルを交わし1馬身4分の3差をつけて優勝した。

■ヴァルトガイスト善戦マン返上のタイトル奪取

 ヴァルトガイストはガリレオ産駒。2011年のG1愛セントレジャーを制したマスクトマーヴェルのおいにあたる。2歳時にクリテリウムドサンクルーでG1初制覇。3歳時はG1仏ダービー2着、G1愛ダービー4着、G1バイエルン大賞4着と勝ち切れなかったが、4歳の昨年は7月1日にG1サンクルー大賞(芝2400m)で2つ目のG1制覇を達成した。凱旋門賞の前哨戦G2フォワ賞も制し本番も人気になったが4着に終わっている。

 5歳の今年は4月28日のガネー賞からスタートし、3つめのG1タイトルを手にした。前走G2フォワ賞では逃げたキセキをぴったりとマークし、直線楽々と抜け出しこのレースを連覇。万全の態勢で本番に臨んでいた。

■武豊ソフトライト6着が日本関連で最高着順

 日本調教馬はキセキ7着が最高で、ブラストワンピース11着、フィエールマン12着と惨敗。追加登録料を支払って参戦した武豊騎手騎乗のフランス調教馬ソフトライトが6着と健闘した。

 日本調教馬にとっては道悪が向かなかったこともあるのかもしれないが、それにしても厳しい結末となった。