9月14日に行われるG1愛チャンピオンS(芝10ハロン)は11頭立てで行われる。G1英インターナショナルSの1、2着のジャパンとクリスタルオーシャンは回避。単勝1番人気はマジカルの見込みで、日本から初めて参戦するディアドラはブックメーカーのオッズでは5番手の評価となっている。

■ディアドラはヴィクトリアMを勝って安田記念のイメージ

頑張れディアドラ!(JRAのHPから)

 日本調教馬として愛G1初制覇に挑むディアドラ(牝5)だが現地の評価は高くない。前回のG1ナッソーSが9頭立ての7番人気(21倍)、最後方から一か八かのイン勝負がハマったという内容からすれば、今回の5番人気も頷ける。

 イメージとしては、ヴィクトリアマイルを単勝20倍以上で勝って、安田記念に行く感じ。(2度はないだろ)というのが普通の競馬ファンの考えだと思う。

 今回は日本でも馬券が発売される。期待料込みで、もう少し人気になるかもしれないが、あってギリギリ3着かなという気がする。勝ち負けになったら、僕の見る目がないということ。その時は「下手くそ」と笑ってください。

■英ダービー馬、2000ギニー馬は距離がカギ

 今年のG1英ダービーを制したアンソニーヴァンダイク(牡3)はディアドラ以下の6番人気タイ(13倍)。ビッグタイトルを持つ馬にしては人気が低いと感じるかもしれないが、あくまでもここは10ハロンのスピード勝負。英ダービーの優勝の後は、G1愛ダービー2着と好走も7月27日のG1Kジョージ6世&QエリザベスSで10着と大敗している。

 イメージとしては、例えばロジャーバローズが低評価を覆してダービーを勝ったものの、宝塚記念に出て二桁着順で惨敗。その後、秋の天皇賞に出てきたら、評価はそれなりであろう。勢いのあるディアドラの方が単勝は売れるというのは分かる気がする。

 今年の英2000ギニー馬のマグナグレーシャ(牡3)はアンソニーヴァンダイクと同じ6番人気。こちらはG1英2000ギニーを勝ったものの、その後5月25日のG1愛2000ギニーでフェニックスオブスペインに完敗している。今回、それ以来4か月ぶりの実戦でしかも初距離。

 ここもイメージで言うとNHKマイルCを2番人気で勝った馬が、安田記念で5着と順当に力負けし、夏を休んでぶっつけで初距離の秋の天皇賞に出てきた感じ。このローテーションで来られたら、底力を信じても、少なくとも単勝は買いにくい。ここで距離の壁を感じたらマイルCSに行き、2000mで勝てば香港カップかジャパンCに行くという試金石の一番というような目で見られていると思えばいい。

 こんな感じで説明してみたが、イメージは湧いただろうか。次回は人気上位の馬を分析してみよう。