ディープインパクト産駒のサヴァラン(牝2、仏アンドレ・ファーブル)が9月9日の仏G3オマール賞(芝1600m)を勝ってデビューから2連勝を飾った。実はそれ以外にもディープインパクト産駒が欧州で活躍している。

■ファーブル厩舎はサヴァランとヒダカ

こんなにいたのか…欧州のディープインパクト2歳馬

 欧州には、確認できるだけで10頭のディープインパクトの2歳馬がいる。サヴァランと同じアンドレ・ファーブル厩舎のヒダカ(牝2)は、2015年の仏G1サンタラリ賞(芝2000m)を制したクイーンジュエルの姪にあたる。フランス産で、8月20日のドーヴィル競馬場でのデビュー戦(芝1600m)は単勝1番人気に応え、2着に1馬身4分の3差をつけて楽勝した。来年のクラシック、G1へ夢が広がる。

 トスカンジニアス(牡2)はシャガー(インヴィンシブルスピリット)の最初の産駒で、仏フランソワ・ロフー厩舎の所属。こちらはデビュー前である。

■英国の名門厩舎にもディープインパクト産駒

 英国のパスカル・バリー厩舎にはイルブリオ(牡2)がデビューを控える。こちらは日本産(社台牧場)のディープインパクト産駒。母リュズキナ(ストームキャット)で、カジノドライヴやスピルバーグを所有していた山本英俊オーナーの所有馬である。

 すでにデビューしているのがザフィアー(牡2)で、マルコ・ボッティ調教師の管理馬。8月7日のヤーモース競馬場でのデビュー戦(芝7ハロン)は5頭立ての2番人気で4分の3馬身差の2着。母は豪州産のズムールーダで、日本産でモハメド殿下の生産馬とされている。

 マイケル・スタウト厩舎のカタラ、サトノジャパンの2頭、ジョン・ゴスデン厩舎にはスタースピリットがおり、名門厩舎からどのような形で成長していくのか楽しみである。

■サクソンウォリアーのA・オブライエン厩舎に牡牝2頭

 アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎にはファンシーブルーとスターオブジュピターの2頭。同厩舎は昨年のG1英2000ギニーを制したサクソンウォリアーを管理しており、ディープインパクト産駒の仕上げのノウハウは十分に備えているだろう。

 既に2勝してクラシックに乗ったサヴァランに続く馬は出てくるのか。こちらも楽しみである。