日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が8月29日付け紙面で100万部を割ったことを伝えた件で、日本共産党中央委員会に電話で問い合わせた。ところがライターと名乗って話を聞こうとしたら、捨て台詞を残して電話を切ること2度。さすがに僕もアツくなり、電話で色々とお話をさせていただいた。

■電話に出た女性「お考えになってみて」

共産党の方から聞いた「人としてどうなのか」(笑)

 共産党の財政を支える機関紙「しんぶん赤旗」が100万部を割ったことは、メディアでも大きく報じられた。この件について共産党の考えを聞こうと思って電話をしたら、とんでもない対応に驚かされた。

 まずは「フリーでライターをやっている松田隆です」とフルネームを名乗って、しんぶん赤旗の読者数減少について聞きたいと代表に電話をしたら「国民の声室」というセクションに回された。電話に出たのは女性だった。

松田:しんぶん赤旗のことについて聞きたいのですが。これはどこの媒体とも契約していなくて、取材ではありません。一国民としてうかがいたいのですが、100万部を割ったということですが…

女性:はい、それは発表しています。

松田:何でそんなに部数が減ってしまったのでしょうか

女性:それは簡単に言えることではないと思います。

松田:簡単には言えない…でも、理由はあるわけですよね

女性:そうですね。ぜひ、お考えになってみてください。(切れる)

■共産党S氏、電話対応を「人としてどうかと思う」

 さらに電話をかけると今度は男性が出て「取材ですよね、広報に紙を出してください」と言うので「取材ではありませんよ」と言っても「取材は紙を出してください」と言ってガチャリ。もう一度代表に電話をかけると国民運動室のSという男性が出たので、その男性に経緯を簡単に説明した。

松田:何で部数が減ったんですか、あるいは共産党にもっと頑張ってほしいと思っている人なら「政党助成金を受けたらどう?」と考えるかもしれませんよね。そういう点をどう考えるのか聞こうとしたら、いきなり「自分で考えろ」と切るのはどうなんでしょうか。

S氏:おっしゃる通り、いきなりガチャンと電話を切るのは、どうかと思いますが…

松田:失礼でしょう、それは。どう考えても。失礼この上ないでしょう。共産党は国民の味方じゃないんですか? それなのに国民の声として聞いてるのに、一方的に電話を切るなんてひどいじゃないですか。

S氏:まず、人としてどうかというのがあります。

松田:そうそうそう(笑)。本当にそう思いますよ。

S氏:ただ、簡単に答えられる問題なのかなという気はしますけど。

松田:答えられないなら、それはそれで構いません。こういう国民からの声に対し「あなたが考えろ」と言って電話を一方的に切る、あるいは「取材ではない」と言ってるのに「あんたはライターだから取材の申し込みをしないと答えない」と言ってガチャンと切ってしまう、それはおかしくないですか?

S氏:確かに雑な対応だと思います。

松田:雑ではなくて、失礼でしょう。

S氏:しかし、ただ単に聞きたいだけならライターと名乗る必要はないんじゃないかなと思います。

松田:いやいや、どこの誰か分からない人が聞くよりも、自分自身の素性を明かして聞いた方がよくないですか?

S氏:そこは私は正直かなと思いました。

松田:もちろんですよ。僕はフルネームで名乗って職業も明かして、電話も非通知にしてないですよ。それで、共産党さんはライターからの問い合わせだと答えないけど、たとえば僕が八百屋をやっていたら答えてくれるんですか? 職業で対応を変えるんですか?

S氏:それはちょっと出たセクションで答えられるかどうかというのが…

松田:答えられなければそれでいいですよ。でも一方的に切るのって、人としてどうなんですか、ということですよ。

S氏:それは、人としてどうなんだということを言いました。

■最後は説教?「だから君たちは…」

松田:大人対大人の話ですから、そういう対応も少し考えたらどうですか。僕が共産党さんから問い合わせを受けたらちゃんと答えますよ。あなたが共産党ですと名乗ったからって一方的に切るようなことはしません。自民党だって共産党だって僕は対応しますよ。

S氏:電話対応については厳しく報告させてもらいます。それは大変申し訳なかったです。

松田:僕ははっきり言って共産党さんの考えを正しいとは思わないし、賛同もしませんが、最低限、人としての対応ができなかったら国民の支持なんて得られないと思いますよ。申し訳ないけど、それが、あなた方がいまひとつ社会から受け入れられない理由じゃないですか? 安倍政権をどうこう言う以前の問題として、人としてどうなんだということを党全体で考えてみた方がいいと思いますよ。そういう声があったということをお伝えいただけませんか。

S氏:分かりました。責任を持って報告させていただきます。

 どこまで共産党さんが感じてくれるかは分からない。ちなみに後日、メールで共産党さんに赤旗の部数減少のついて聞いてみようと思う。