G1英インターナショナルS(芝約2050m)が8月22日(日本時間同日夜)、ヨーク競馬場で行われ、日本から参戦したシュヴァルグランは9頭立ての8着と敗れた。勝ったのはR・ムーア騎手騎乗のジャパンで、断然の1番人気に推されたクリスタルオーシャンは2着だった。グリーンチャンネルで観戦したので、その様子を伝える。

■ジャパンは英ダービー3着、次は凱旋門賞へ

ジャパン(手前)とクリスタルオーシャン(Green Channel画面から)

 レースはG1セントジェームズパレスSを勝ったサーカスマキシマスが逃げて、クリスタルオーシャンがその半馬身ほど後ろの2番手。クリスタルオーシャンをマークするようにジャパンが直後につけ、さらにその後ろがシュヴァルグランという隊列。

 900mの直線に入って、クリスタルオーシャンが先頭に立ち、残り400m付近では押し切るかと思われたが、そこからジャパンが伸びて2頭の激しい競り合いに。最後はジャパンが頭差先着した。3着にエラーカム。シュヴァルグランは直線に入ると手ごたえがあやしくなり、ゴール直前になって伸びたが8着に終わった。

 ジャパンは今年のG1英ダービー3着馬で、前走パリ大賞に続くG1制覇。次は10月6日のG1凱旋門賞と思われる。エイダン・オブライエン調教師は5年ぶりの優勝で、このレース最多タイの6勝目。

■マーフィー騎手「スプリント能力がなかった」

 グリーンチャンネルで合田直弘氏が、シュヴァルグランのO・マーフィー騎手にインタビューしていたので、そのコメントを以下に(日本語訳は合田氏)。

 O・マーフィー騎手:スタートは良かったです。勝ったジャパンをフォローする形になったのですが、直線に入って、そこからグッとペースが上がった時についていくスプリント能力がシュヴァルグランにはないんですね。でも、最後までよく走ってくれました。何しろ、インターナショナルステークスですからね。

 シュヴァルグランにとっては、やはり距離が短かったのかもしれない。スローな流れも災いしたいうのがジョッキーの見解である。ディアドラがG1ナッソーSを勝ったので少しだけ期待していたのだが、さすがに相手が強かった。

 今から考えると2005年のゼンノロブロイ(武豊騎手)の2着はお見事と言うしかない。