5月18日早朝に、僕が書いた日大の悪質タックル事件についての記事が弁護士ドットコムニュースでアップされたのは、既に紹介した。

明治時代から続く社説だそうだ

実は5月18日は毎日新聞の社説でもこの問題はとりあげられている。その内容は、事件の簡単な経緯と、日大の内田監督の指示があったのではないかという疑念が生じていること、事件後の日大の対応がお粗末で事態の深刻さをどこまで認識しているか疑問であるということ、事態の正常化に向けて関東学生連盟の指導力に期待するといったもの。なお、僕のこの記事に関して音声データはこちらからどうぞ。

これが社説ね。多分、大方の人が思っていることを、まとめて書いただけという感じに過ぎないのだが・・。僕も30年近く新聞社に勤務していたから思うが、毎日新聞はこの何の新鮮味もない社説が、読者にお金を出して買ってもらえると考えているのだとしたら、真剣に新聞のあり方を考え直した方がいい。

僕が弁護士ドットコムニュースに書いた記事は、今回の反則は通常のスポーツでの反則と異なり刑事事件になる可能性があるという視点に基づいている。アメフト部に所属していた弁護士の先生にも話をうかがった。

この問題はスポーツと正当行為という刑法35条の問題でもあるわけで、そうなると日大の内田監督には傷害罪の共謀共同正犯の疑いが出てくる。だからこそ監督は一刻も早く事態の真相を明らかにする必要がある。そのような前提に立つと日大の対応の悪さへの批判も、より説得力が増す。

新聞社の社説であるからには通常の記事よりもより、深い洞察が求められる。独自の視点、読者に(なるほどね)と感じてもらえるようなものを出すのが新聞社の社説であろう。毎日新聞さんには、メディアとしての責務という点を意識して社説を書いてほしい。毎日新聞さん、この社説ならまとめサイトを見た方が早いですよ。