8日付けの朝刊を見たら産経新聞の1面にお詫びの記事が掲載されていた。昨年12月12日に掲載した「日本人救った米兵 沖縄2紙は黙殺」という記事は誤りなので削除してお詫びするというもの。3面には検証記事もついていた。

1面にお詫び記事

問題となった記事は12月1日に沖縄市で発生した自動車6台の事故に関して、米海兵隊のヘクター・トルヒーヨ曹長が「横転した車両から50代の日本人男性を脱出させた」という内容で、その際に電子版産経ニュースでは琉球新報、沖縄タイムスの地元2紙が曹長の行動を報じていないと指摘し「メディア、報道機関を名乗る資格はない。日本人として恥だ」と書いたとのこと。

ところが後になって、曹長は救出活動を行なっていたことは確認できなかったということらしい。

沖縄の地元紙が「メディア、報道機関を名乗る資格はない。日本人として恥だ」とまで書くなら、まず自分たちが十分に裏付けしてから書くべきでしょう。この記事は結局、沖縄の地元紙を叩く材料にしたかったのだろう。だから事実の確認がおろそかになるのだと思う。

僕は以前、産経新聞に「そちらの記事に間違いがありますよ」とメールと電話で指摘したことがある。

慰安婦像問題、ウィーン条約を読んでから記事を書いてほしい

産経新聞の残念な記事、調べてから書こう

明らかに不勉強で確認を怠っていた記事だったので、その後、何らかのアクションがあるかと思ったら、結局「適宜対応します」で終わり。実質ゼロ回答。ちょっとがっかりしたし、(これはいつか、またやらかすんじゃないかな)と思っていたら案の定である。というか、僕が連絡をした時には今回の記事は既に表に出ていたわけで、やらかした後だったわけだ(笑)。

産経新聞さんからの返信、「適宜対応」だって

報道というのは裏付けが大事だというのをあらためて思わされる記事。個人的には琉球新報、沖縄タイムスを「メディア、報道機関を名乗る資格はない。日本人として恥だ」という部分は、その通りだと思いますけどね(爆笑)。